アトリエ・アリスワン

フリーランスライター・ディレクターの竹内ありすです。

我がライフハック年表

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こんにちは!ありすぅです。

 

私は社会人になってから、勉強することがちょっと楽しくなりました。

 

それは、必要と思えないことを勉強しなくても良くなったからかもしれません。「仕事に必要だから」「生活に必要だから」「知りたいから」という動機なら、勉強するってこんなにハードルが低くなるんだなと思います。

 

しかし幼い頃からずっと、私は集中力のないことに悩んでいました。特に何かをインプットするときの集中力のなさは悲しくなるほどです。

 

なんとなく過ぎていく日々に早めにつまずき、「どうしたら集中できるようになるんだろう?効率よく過ごせるようになるかな?」と考えた結果、たどり着いたのがライフハックという言葉。

 

ライフハックとは情報処理業界を中心とした「仕事術」のことで、いかに作業を簡便かつ効率良く行うかを主眼としたテクニック群である(Wikipediaより)

 

 

調べてみたら、2004年くらいに誕生した言葉のようです!

 

思えば、ライフハックに助けられてきたことって今までいっぱいあったかも!?

 

今回は、ライフハックという概念に出会ってからの約20年間を、ダイジェストで振り返ってみます。

 

 

■2003年、小中学生向けの美容本にはまる

 

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当時8歳、小学2年生でした。

 

たまに家族に連れて行ってもらう書店のローティーン向けコーナーにあった、実業之日本社から出版されている、美容本に出会ったのです。

 

私は物心がついた時から、おしゃれが大好き。幼稚園に通っていた頃から、歳の離れたお姉ちゃんがいる友人と子ども用のコスメで遊んだり、誕生日には櫛や鏡をもらって大喜びしたりしていました。

 

小学生になると読んでいた漫画雑誌の影響もあってか、「もっと目が大きくなったらいいのにな」「将来は背が伸びて、スラッとした体型になりたいな」なんてことを考えていたのです。全然今と変わらないですね。

 

そんな私だったので、美容本(「キレイのヒミツ300」というタイトルでした)を手に取って大興奮したのを覚えています。

 

内容としては、「髪」「体型」「肌」「写真写り」などを磨く情報が、(おそらく読者からの口コミで)300個集められて収録されていました。毎年新刊が出る、シリーズものだったようです。

 

・まつ毛にワセリンを塗るとまつ毛美容液がわりになる

・リップクリームを塗ったら、ラップでパックするとつやつやになる

・「チーズ」より「ウィー」って言った方がいい笑顔で撮影できる

 

 

などなど、まだ覚えているテクニックがいっぱいあるくらい好きでした。学校にも持って行きたかったけど、持って行ったら没収されそうだから、学習用ノートに内容を全部書き写していましたよ。

 

中には「そんなわけないでしょ」という情報も載っていたけれど、あくまで「口コミ」でしたからね。

 

私が当時、この美容本シリーズを特に気に入っていた最大の理由が、「キレイ」を見た目だけじゃなくて心の面でも捉えていたところでした。

 

「キレイのヒミツ」についての解説には、

 

「キレイになりたい」っていろいろと工夫する気持ちが、女の子を一番かわいくしてくれる特効薬

 

の言葉が。(本当にそう思う!)

 

周りの人と仲良く過ごすためのマナーや、落ち込んだ時の気持ちの切り替え方なども載っていたので、色々なことで悩んだローティーン時代はかなりこの本の存在に助けられました!

 

探してみると、今でも似たようなテーマの本が販売されているようです。

 

 

かわいい……

 

ちなみに小学校高学年になると、自宅でインターネットが使えるようになりました。当時購読していた中学生ファッション雑誌の情報を参考にするほか、友人に教えてもらって「キレイカフェ」というサイトで口コミ美容情報を仕入れたり、「ふみコミュニティ」で全国の女子たちとガールズトークをしたりするようになりました。楽しかったな。

 

 

■2006年、自己啓発本にはまる

 

↑のタイトル、21世紀初頭を生きるビジネスマンのようですよね。当時小学5年生でした。

 

近所の図書館に通うのが好きだったのですが、とっても規模の小さな図書館だったし、通いすぎて、子ども向けのコーナーでもう読みたいものがとうとうなくなってしまったんです。

 

かといって大人向けの小説はまだ難しそうだしな〜と思い、図書館を歩いていると出会ったのが自己啓発本!難しい漢字が書いてなくて、読みやすく感じたことが手に取った最初の理由でした。生活に役立ちそうだし!

 

そこで「ライフハック」という言葉にも出会ったのです。

 

おそらく当時ベストセラーになった「Good Luck」とか、広告プロデューサー小山龍介氏らが著者の「HACKS!」シリーズとか。図書館にあって気になるものはなんでも読みました。

 

 

 

 

 

当時(小5)の「どくしょノート」もあります。

 

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字が汚くて恐縮ですが、一丁前に「いい女とは」についてまとめております。

 

 

とはいえ、このころは、正直読んでまとめて満足していただけという感じ。

 

自己啓発のテクニックを学んだところで、当時の自分がしなきゃいけないことは営業成績を上げることでもなく、資料を分かりやすく作ることでもなく、勉強や習い事、友人と仲良くすることだったのですよね。

 

でも、朝の時間を大事にすることで得られる1日の充実感!とか、TODOリストを作ろう!とか、今でも実践し続けている方法を知ることができたのもゼロ年代に出版された自己啓発本たちのおかげです。

 

今は東大卒の勉強法デザイナーみおりんさんなど、学生向けに勉強術を発信する方もいらっしゃるので、いい時代だなあと思います。

 

 

■2014年、日経WOMANを読み始める

 

大学1年生です。

 

大学生になると、漠然とした「未来への焦り」が生まれていました。

 

それまでは制服を着て学校に行って、部活をして習い事をして帰ってくる毎日だったのが、これからは毎朝コーディネートを組んで、メイクもして、授業はたくさんある日と少ない日があって……!選択肢が一気に広がったのですよね。

 

雑誌を読むのが好きだったと以前の記事でも書いたのですが、ファッション誌の購読が落ち着いてきて、次に気になったのが「日経WOMAN」だったのです。

 

「日経WOMAN」とは、日経新聞系列の出版社が発行している、仕事や生活に役立つ情報を発信する女性向けの月刊誌。

 

 

 

 

私が初めて手に取った「日経WOMAN」は、菅野美穂さんが表紙の2014年の5月号。特集は「一生モノのマネー力を身につけよう!」でした。消費税が8パーセントになり、社会的にも「お金は自分で守ろう」という意識が高まってきた頃ですよね。

 

この頃はまだ学生だったけど、社会人の先取りとして「働き方」にものすごく興味があったみたいです。

 

学校で学んだら、その次は「働く」。

 

自分にはどんなことができるかまだ分からないけど、社会人の生活ってどんな感じなんだろう?という疑問が、「日経WOMAN」を読むことでちょっと解消されていくのに安心感をもらっていました。

 

月刊誌のみならず、特集の内容ごとに情報を集めたムック本もたくさん出版されているので、ついつい手に取ってしまうんですよね。

 

「日経WOMAN」の手帳特集やセルフケア特集が特に好きで、今でも気になる号は買って読んでいますよ!

 

 

 

■まとめーライフハックを大事にする理由

 

幼少期の美容本から大学生〜現在の日経WOMANに至るまで、私は情報を得ることに時間を使ってきたみたいです。

 

集中力がなくて悩んだり、もっと効率的に動きたいと思ったりした結果、たくさんのライフハックを知ることができました。

 

知ったことを全部試していたら、今頃どんな人になっていたんだろう。

 

全部を実践できたわけではありませんが、ライフハックを意識してきた約20年間で積み重ねてきたのは、「本当に好きなことを大切にしたい」という思いです。

 

かなえたい目標があったら、そこに向かう道のりで必要となる出来事がたくさんあります。ひとつひとつは面倒なことかもしれないけれど、覚えているライフハックをちょっと役立てることでスムーズに次に進めることもある。

 

そして、これまで書いてきたことを覆すようですが、ライフハック仕入れるよりも実際に行動してみることが何よりのライフハックかもしれないということにも気づきました。

 

これからの新生活、今まで以上に考えることややることが増えていく予定です。

 

今まで本当にいろんな情報にお世話になってきたので、今度は私がいろんなことを実践して発信していく段階に進めたらと思っています。