アトリエ・アリスワン

フリーランスライター・ディレクターの竹内ありすです。

私も素敵だし、あなたも素敵だね

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こんにちは!ありすぅです。

 

先日資料の整理をしていたら、今勤めている会社に入るときに書いた作文が出てきました!!

 

読み返してみて懐かしかったです。あれから何年も経ったけれど、核となる思いは全然変わらないのだな〜ということにも気づけました。今回はそんなお話です。

 

■大学生のときに求められていたこと

 

学部にもよるかもしれないのですが、大学の授業で地域活性化とか「まちづくり」というキーワードってよく出てきませんか?

 

私の場合は、「地域活性化」とか「まちづくり」といった言葉を、大学生になった途端に耳にする機会が増えました。

 

「若者の視点を知りたい」「なにかアイデアを出してほしい」「わがまちのことを知ってほしい」と、課題を出す大人たちのねらいはこんな感じでしょうか。(私が課題を与える側だったらこんな感じになると思います)

 

 

 

だいたいはイベントを開催するとか、SNSで発信をするとか、そういう解決方法になるのですよね。

 

そして実際に動いてみて充実感はあり、来ていただいた方に喜んでもらえた実感はあっても、「はたしてこれが地域活性化になっているのか?」という疑問を持つ。あまりピンときていなかったのです。

 

20代に足を突っ込んだばかりの当時の私がたどり着いたのは、「地域」という大きな枠で考えるのではなく、まずは「個人」なんじゃないかな〜という考えでした。

 

極端な例でいうと、「こんなのどうせ楽しくないでしょ〜」という気持ちの人と、「何か楽しいことを見つけにいこう!」という気持ちの人が同じイベントに参加したら、参加した時間で生まれる感情や学びは異なってくるのだと思います。

 

つまり、それぞれに「前向きな思いを持った個人」が集まるからこそ、その場があたたまって活性化につながっていくんじゃないかな〜と考えたのです。

 

就職活動をしていた当時は、そうした「前向きな思いを持った個人」を見つけて応援することで、何かのきっかけを作れたらいいなという思いでした。そんな内容で作文を書いたんです。

 

 

■自分の人生を生きること

 

紆余曲折ありつつも、就職活動当時の願いは叶い、今は地域で頑張っている方の話を聞いて、その活動や思いを映像や言葉にアウトプットしていくというお仕事をしています。

 

もともと人の話を聞くことが大好きだったので、この仕事に出会うことができてよかったです。アウトプットした情報を受け取った方から、「こんな近所に、あんなすごい人がいたんだ!」とか、「私も何か始めてみようかな」といった感想をもらうと、とても嬉しいものです。

 

当時の作文にもう一つ書いていたのが、「自分の人生の主人公は自分自身である」という誇りをたくさんの人に持ってもらいたいということでした。

 

ちょっと壮大ですが(笑)県民性を見ていて、忍耐強くて優しい人が多いと感じていたので、そんな思いが生まれたのでしょう。

 

実際に多くの人に出会い、話を聞かせていただいてきても、この思いが変わることはありませんでした。

 

作文を書いた数年前から変わったこととして、社会全体で多様性を求め、さらに認めていこうという動きを感じます。

 

話をこれ以上壮大にすると長くなるので一言で言うと、「私も素敵だし、あなたも素敵だね」と言える人が増えたら良いのだし、私自身もそういう考えでありたいです。

 

(「私も素敵、あなたも素敵」は私の好きなドラマ『メンタル強め美女白川さん』の主題歌にあった歌詞です♪)

 

 

 

 

「個人」を楽しむこと、自分の人生を生きていくことを楽しむきっかけになれるようなお仕事をしていきたいという思いで、準備を進めていきたいと思います!