データを味方にする、日記の書き方
こんにちは!ありすぅです。
文章を仕事にしたいと思うようになるくらい、私が書くことや表現をすることになった理由を振り返ると、「日記」にたどり着く気がしています。
幼少期に始めた「夏休みの日記帳」、小学生になって書き続けた「先生に提出する家庭学習としての日記」、中高生でも書くのをやめなかった「感情を整理するブログ」、大学生で熱中した「読書の感想や地方での生活を綴ったブログ」。
社会人になって「私」としてブログを公開するのをやめてからも、アナログの日記は続けてきました。
今回は、社会人になってから意識している、データを味方にする日記の書き方についてお伝えします。
■日記がもたらす生活への変化
私は、かれこれ20年以上日記を書き続けてきました。
もちろん、書かなかった期間もあります。でも、結局書く習慣に戻ってきてしまうのですよね。それほど、日記は私にとって大切な存在です。
日記を書くことで感情は整理されます。1日の終わりに記憶と向き合うことで、その日に区切りがつく感覚は、味わうほどに欠かせないものに。
そして何より、日記に書いたことはデータとなり、自分自身の未来に役に立つのです。
■データを味方にする、日記の書き方
日記をどこに書くかは自由です。
私の日記は基本的にアナログのノートですが、メモアプリなどに書くのも手軽です。
でもデータを味方にしたいあなたにおすすめなのが、「連用日記」と呼ばれる、毎年同じ日の記録を同ページに綴れるようにした日記帳です。
こういうのです!
書店やバラエティショップで手に入りますよ。
私は2019年から「3年日記」を、2022年からは「5年日記」を使っています。
同じページに数年分の日記がおさまるので、5行くらいのスペースしかなくて続けやすいところがお気に入りポイントです。
その限られたスペースに、その日の出来事や感情、体調を思いつくだけ書く。
疲れている日は、思い切って「疲れた〜」とだけ書きます。何日も書けない日がありますが、「書くの休んでた」と後日に書き足しちゃいます。
日記への書き込みが2年以上になると、ページを開くたびに過去の自分に出会えます。
「こんなことに悩んでいたんだ」と、忘れかけていた感情に再会することも。悩みごとは時が解決してくれる、ということを実感するんですよね。
■集めた日記データはこう活用できる
書き込みが2年以上になると、日記はあなたの立派なデータになります。今まで日記を書いてきて、役立ったエピソードを紹介しますね。
①年間行事の目安になる
過去のページを見返して気づいたのが、「そろそろ社内で定期面談がある」ということ。
前回の面談から今まで取り組んできた業務や力を入れた点、上司に相談したいことをあらかじめまとめておいたことで慌てずにすみ、伝えたいことが伝えられた面談になりました。
②自分の「ゆらぎ」に気付ける
いつも通りに過ごしていても、なんとなく不調なときってありますよね。身体がだる重く感じられたり、普段は気にしない言葉に傷ついたり。
「なぜ突然こんな気持ちに?」と不思議に感じて連用日記を開くと、過去の同じ時期に同じような不調に悩まされていることが多いです。
人にもよるのかもしれませんが、私は「不調になりやすい時期があるんだな〜」と捉えて、深く考えず、無理をしすぎないようにしています。
■まとめー書くことがなくても書いていい
日記というと、「なにかあった日に書くもの」というイメージを持っている方もいるかもしれませんね。
確かに私も日記を書かなかった時期のことを振り返ると、「毎日が同じことの繰り返しだから書いてもしょうがないよな」と考えていました。
今も書いているのは、未来の自分を助けるためです。
過去の、そして今の自分が積み重ねてきた日記のデータは、どんなことがあっても私自身の味方になってくれるはず。そして、これからの仕事や創作にも役立つといいな〜と思っています。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!